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お知らせ
2018年5月31日 極真空手大阪中央本部道場にて出稽古と組手のテクニックを伝授しにいきました。先月は、ご挨拶に伺いましたが今回は来年の世界大会に向けての
サバキの技術と住吉道場の課題技である胴回し回転蹴りのテクニックを指導させていただきました。サバキは受けて相手のサイドや死角に回り込み突き蹴りの
攻撃までを指導また応用として相手の死角に回り込んでからの胴回し回転蹴りの技術も伝授。
住吉道場の生徒さんは、とても吸収が早く、僅かなコツで胴回し回転蹴りをマスターしました。後は繰り返し技を磨いていただければと思います。
また兵庫県本部の子供達も先輩方から基本の突き、蹴り、受けを学びました。兵庫県本部と大阪中央支部同じ関西圏共に協力して盛り上げていこうと思います。
また、関西で交流試合、合同稽古などこれからも子供達が活躍して輝ける場を沢山準備していきたいと思います。
動画で観てくださればお判りいただけると思いますが、私の指導は、基本的に優しいです。カラテといえば、竹刀持って気合を入れるためにケツ叩いて
シゴキがありました。しかし私は、いかに生徒が自信を持って空手を学んでくれるかという所を重要視しております。
私が厳しくしなくとも空手を修行する過程で十分、厳しい状況、自己の弱さに向き合い、現状と闘う事になります。自己との闘いなのでだからこそ
指導者はそれを超えることができるように大きな愛と優しさで生徒に勇気と自信をつけさせてあげるという事です。昔私が通っていた極真は入門して間もないのに
腹から声がでていないといいボディーを殴ったり、立ち方がわるいといい足をかって転倒させたりといわゆるシゴキを受けました。それでも歯を食いしばって稽古をしたものです。
辞めていく生徒がほとんどでした。そんなの指導は、私の考えからしたら論外です。厳しい稽古から一撃必殺、相手を一撃で倒せるというのも強さですが、
それ以上大切な強さは己に克つ強さです。人の為に生きれる優しさです。怒りの強さより、親が子供のためなら命を惜しまない強さ。
優しさから真の強さがあると思うのです。そういう強さを身につける為に自分を律して修行していく手段が武道であり、極真空手だと思うのです。
勿論、生徒が誤ったことがあれば、怒るのではなく叱るのでもなく諭す。ビシッとケジメをつける事はします。当教室で極真空手を学んだ子供達には
武道を通じて養った内容をそれぞれの分野で開花して欲しいですし、子供の人格形成に自分を律して他に優しく
全てに感謝と思いやりを持てる人材育成が私の教育理念です。これは極真手塚グループの「家族」「対話」「自然」の理念にも通じる内容です。